🎒 学年別おすすめゲーム|ねらいから逆算して選ぶ

ゲームの数が増えてくると、「うちの子にはどれが合うのか」が分かりにくくなります。このページでは、学年と、伸ばしたい力から逆算して選べるように整理しました。

どの学年にどのゲームが向くかだけでなく、教科のどの単元と結びつくかも添えています。家庭学習の補助として使うときも、授業で使うときも、ねらいを持って選べるようにするためです。

小学1〜2年生|「よく見る」「文字に親しむ」

この時期は、まだ長い文章を読むことも、キーボードを使いこなすこともできません。だからこそ、操作が単純で、読めなくても遊べるものを選びます。タップだけで完結するゲームが中心になります。

ねらいとして意識したいのは、①画面をよく見て目的のものを見つける力、②ひらがな・カタカナへの親しみ、③デジタル機器の基本操作(タップ、ドラッグ)の3つです。

ゲームねらい教科との対応
キッズかくれんぼ観察力・集中力。タップ操作の練習生活科
カタカナあそびひらがな→カタカナの対応国語(1年・カタカナ)
はじめてのキッズ・タイピングキーボードに親しむ—(ローマ字学習の準備)
ステップ・ロジック(知育コース)順序立てて考える生活科・国語
金魚すくいねらいを定めて操作する生活科

この学年では時間を区切ってあげることが大人の役割です。多くのゲームは終わりが決まっていないため、「レベル5まで」「5分だけ」と先に約束しておくとスムーズです。

小学3〜4年生|ローマ字と、都道府県と、規則性

3年生の国語でローマ字を、4年生の社会で都道府県を学びます。どちらも「覚えることが多くて大変」と感じられやすい単元で、くり返し触れる仕掛けがあると差が出るところです。

同時に、算数では「きまりを見つけて考える」課題が登場します。並んだものの規則性を見抜く練習は、この時期に始めておくと後で効いてきます。

ゲームねらい教科との対応
クソ打ローマ字入力。促音・拗音国語(3年・ローマ字)
日本地図マスター【極】47都道府県の形・名前・地方・面積社会(4年・都道府県)
くり返しハンター規則性の発見、分類算数(きまりを見つけて)・情報
モジカー・グランプリタイピングの速度と正確さ国語(ローマ字・漢字の読み)
シンプル将棋先を読む、駒の価値を比べる—(クラブ活動向き)

ローマ字入力については、つまずく箇所と直し方を小学生のタイピング指導ガイドにくわしくまとめています。促音「っ」で止まってしまう場合は、そちらをご覧ください。

小学5〜6年生|考える手順そのものを鍛える

高学年になると、答えを出す前に「どう考えるか」を組み立てる力が問われるようになります。算数では単位量あたりの大きさ、割合、規則性といった、手順を意識しないと解けない単元が続きます。

この時期におすすめしたいのが論理パズルです。試行錯誤しながら「なぜこうなるのか」を自分で見つける経験は、公式を覚えるだけでは得られないものです。

ゲームねらい教科との対応
ハノイの塔問題を分解する、再帰的な考え方算数(規則性)・情報
ライツアウト手順の組み立て、規則の発見算数(規則性)
すうじ20482の累乗、先を見越した配置算数(累乗の素地)
金魚すくい重さあたりの得点を比べる算数(5年・単位量あたりの大きさ)
サーキットクラフト電気回路の組み立て理科(電気の性質)
こんもり!表面張力バトル表面張力の体感、限界の見きわめ理科(水の性質)

金魚すくいは、この学年で使うと化けるゲームです。ただ遊ぶと単なるすくいゲームですが、「重さのわりに得点が高いのはどれか」を考えさせると、そのまま単位量あたりの大きさの学習になります。数回遊ばせたあとに問いかけてみてください。

中学生|5教科の基礎を落とさない

中学生になると、定期テストという明確な目標ができます。ここで大切なのは、応用問題に手を伸ばす前に基礎の取りこぼしをなくすことです。テストで点が取れない原因の多くは、応用が解けないことではなく、用語や公式、単語のところで落としていることにあります。

ゲームねらい教科との対応
マナバト!5教科の基礎。定期テストの時期で範囲を絞れる英・数・国・理・社(中1〜中3)
ステップ・ロジック(計算コース)正負の数、符号、方程式の手順数学(中1・正負の数)
タイピア戦記タイピングの速度と正確さ技術・情報
ブロックスタック空間認識、先を見越した判断—(息抜き向き)

とくに正負の数の計算ミスが多い生徒には、ステップ・ロジックの計算コースをおすすめします。「①符号を決める→②数値を計算する→③組み合わせる」と手順を分けさせることで、混乱の原因そのものを取り除けます。

伸ばしたい力から選ぶ

学年ではなく、伸ばしたい力から探したい場合の対応表です。トップページの「身につく力で絞り込み」ボタンでも同じ絞り込みができます。

学年に関係なく大切な、3つの原則

原則1:ねらいを1つに絞る。「タイピングも都道府県も論理も伸ばしたい」と欲張ると、どれも中途半端になります。ある期間はタイピングだけ、次の期間は都道府県だけ、というように1つに絞って集中するほうが、結果的に早く身につきます。当サイトのゲームに「身につく力」のアイコンをつけているのは、この絞り込みをしやすくするためです。

原則2:短く、何度も。週末に1時間まとめて取り組むより、平日に5分ずつ取り組むほうが定着します。とくに指の動きを覚えるタイピングや、暗記が中心の都道府県では、この差がはっきり出ます。1プレイが30秒〜5分で終わるゲームを選んでいるのは、短い枠に収めやすくするためです。

原則3:ゲームの外で言葉にさせる。最も効果があるのは、遊んだあとに「どうしてそうしたの?」と聞いてみることです。金魚すくいなら「どの魚がお得だと思う?」、ハノイの塔なら「どうすれば少ない手数で動かせる?」。感覚でやっていたことを言葉にする過程で、遊びが学びに変わります。10分遊ばせて1分聞く、くらいの配分で十分です。

学年の目安どおりでなくてかまいません

このページの学年区分は、教科書の単元にもとづいた目安です。実際には、低学年でも論理パズルに強い興味を示す子もいれば、高学年でもキーボードに不慣れな子もいます。

判断の基準は学年ではなく、お子さまが「もう少しやりたい」と感じているかどうかです。簡単すぎて退屈そうなら1つ上の段階へ、難しすぎて手が止まっているなら1つ下の段階へ。当サイトのゲームはほとんどが登録不要ですぐ試せるので、いくつか触らせてみて反応を見るのが確実です。

とくにハノイの塔ライツアウトのような論理パズルは、学年よりも本人の興味に強く左右されます。ルールが1文で説明できるほど単純なので、低学年でも入り口には立てます。難易度は自動で上がっていくため、どこまで進めるかは自然と本人の力量が決めてくれます。

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